2019年夏、初めての出産を体験。初めての出産にあたり臨月に入ってからは毎日ドキドキだったし、陣痛怖ぇぇって感じだったし、母親に本当になれるのかと不安だったことを思い出します。
誰でも初めての体験前はドキドキですよね。
ましては「鼻からスイカ」級の痛みを目前にしているわけで(笑)
この記事では私の体験談をもとに、出産当日の様子・入院中に役立ったグッズ・会社への報告方法・かかった費用などをご紹介します!
予備情報として、私の出産時の状況をご紹介。
- 第一子、37週5日で陣痛が来る
- 自然分娩
- 夫に立ち合い出産してもらう
- 妊娠中の異常は特になし
- コロナ前
- 里帰り先の総合病院(横浜市内)での出産
- 予定日よりも前に出産した人をエピソードが知りたい
- 陣痛の様子が知りたい
- 夫に立会い出産してもらった人のエピソードを知りたい
- 総合病院で出産した人のエピソードを知りたい
出産エピソード!病院着いてから約7時間で爆誕
出産当日の様子、皆さんが気になるであろう陣痛の感じや会陰切開についてなど、実体験を語っていきますよー!
37週と5日で陣痛が来た!予兆はあった?
おしるしも破水もなく「陣痛」が来たタイプです!
ただ、陣痛が来た日の2日前くらいから弱い生理痛のようなものはありました。
今思うとこれが前駆陣痛だったのか・・・。
そもそも前の週の検診で「子宮口少し開き始めてるのでもうすぐかもね~」なんて言われていて。まさかねって思っていたけど。
実際この日の朝は、そんな早く陣痛くるか!?と思っていましたが本当にこの日に産まれちゃったのでびっくりでしたね。
ちなみに赤ちゃんは、予定日より早かったこともあり2700g程度でした!
陣痛時間は14時間半だったが「超痛い」のは約5時間
陣痛スタートの数え始めは「痛みが10分おきに定期的に来るとき」とのことで、私の場合はそうなったのが朝7時でした。
『陣痛きたかも』というアプリを使って測っていたら、その時すでに10分間隔を切っていたんですよね。
でもこの時は普段の生理痛よりも弱いくらいだったので、いやいやさすがに陣痛じゃないでしょーって思ってました。
本格的に超痛くなったのは産まれる5時間前くらいから。
なのでよく陣痛時間を聞くと長いっって思うかもしれませんが、実際は生理痛より弱い程度から始まるので安心してください!!!(※個人差あり)
適度な運動はお産を進めるのに効果的?
まだ陣痛が弱い場合は歩き回れ!なんてよく聞きますよね。
私もこれは本当にそうだなぁと実感しております。
というのも、この当日の午前中はまだまだ痛みが弱かったので病院へ連絡もせず家族で買い物に行きました(笑)
本当にこれが陣痛だなんて思わなかったからね
結果論ですが、この買い物による軽いウォーキングがお産を進めたのかなと思います。
帰宅して昼食を食べた後14時頃(10分間隔になってから7時間後)に痛みが6分間隔くらいになり、痛みもそれなりになってきたので病院へ連絡すると「では来てください~」という流れに。
夫も実家に来ていたので、夫と実母と3人で車で病院にGO!
ちなみに全然まだこらえられる程度の痛みだったのですが、病院に着いた時点で子宮口は4cmまで開いていました(最大10cmまで開く)。
陣痛中の嘔吐はよくある話なんて聞いてない
病院では実際に産む部屋「分娩室」へ行く前に「陣痛室」という部屋で子宮口が開くのを待ちます。
出産に備えてごはんを食べようと持ってきたウィダーインゼリーを飲んだり、夫にアイス(ピノ)を買ってきてもらって食べたり。
(ちなみにハート型ピノが入っていてウキウキだったのを思い出します)
はじめはそんな余裕があったのに、痛みが強くなってくるにつれ嘔吐が・・・。
途中からは痛みの波と吐き気の波が交互に来る感じで、最終的には胃液まで吐いてました。
ちなみにお通じもあったので出産時には私の胃腸はスッカラカンでしたね。
これが実は正常の反応らしく、赤ちゃんが子宮口に向かって下がってくるので臓器たちは押され、それにより吐き気や便意を催すそうです。
陣痛中に嘔吐するのが正常反応なんて聞いてねぇよ!
陣痛中に吐くという情報は知らなかったので、心構えができておらずかなりきつかったですね。
そばで見ていた夫が一番きつそうでしたが・・・。
出産の瞬間は超でかいウ〇チしてる感じ
痛みの間隔が4~5分になり痛みもかなり激しくなってきて、この辺りではめっちゃ叫んでましたね。
夫にはおもいっきり腰のあたりをテニスボールで押してもらってました。
痛みの種類を例えるなら生理痛の超超超すごいバージョンって感じ。
子宮口もしっかり開いているとの事で、いよいよ分娩室へ移動!
ここからは痛みとともにいきんでいきますが・・・これが本当に超でかいウ○チしてる感じなんですよマジで。
いきむっていうのが、トイレのそれと同じなんですよね。
だって「下半身」に力をいれるわけなので。同じだよね。さっきトイレでお通じがあってよかった~って本当に思った。
これでよいのか!?って感じだったけど先生に褒められたので頑張ってふんばっていたら「ドュルン」って出ました、赤ちゃんが(笑)。
分娩室に入ってから30分くらいのスピード出産!
安産でよかった・・・。
赤ちゃんに会えた瞬間に、感極まって痛みとか全部すっとんじゃうって本当だった。
あれは本当にすごい感動だったな。
会陰切開は麻酔の元で
会陰切開については出産前かなり気になっていましたが、いざ分娩台の上でその時が来たときはもう切開どころじゃなかったですね。
いきんでいる途中で「切りますね~」って感じで先生が切るんです。
麻酔してくれたので痛みは感じませんでした!!
ただ、ジョキンっていう、切られたっていう感触があったのを覚えています。気持ち悪かったな・・・。
そしてちゃんと切開したのに、産まれてくる瞬間さらに裂けたような感覚があったんですよね。
先生に実際の所を聞くの忘れてしまったので事実はわかりませんが・・・。
気のせいという事にしたい。
人生初の入院生活の話
今までこれといって体に異常が無かった人生の私は、人生初の入院体験。
総合病院で産むという事は入院中の食事が病院食になるという事なんて、産むまで気にもしませんでした・・・。
第二子は産婦人科で産むことを決意w
6人部屋の生活(母児同室なので実質12人)
私が入院した病院は6人部屋(母児同室12人)だったので、良くも悪くもめちゃめちゃにぎやかでしたね。
カーテンで仕切られているのでパーソナルスペースはあるのですが、なにせ狭いしカーテン越しに声も丸聞こえなのでめちゃくちゃ気を遣いました。
お互い様ですが、赤ちゃんの夜泣き大合唱はなかなかの音量。
静かな時間なんて1秒も無かったな。
・・・いい経験です。
3×2という形でベッドが置かれており、退院していくと真ん中の人は角に移れるという配慮がありました。
そしてまた新しい人が来ると真ん中に入るというシステム。
たまたま新しい患者さんが増えなかったので最後は3人部屋になり快適でした。
それでも面会とかやっぱり気を遣うね
アドレナリン+夜泣きで2晩徹夜
産んだ日の夜と次の日の夜はほぼ寝れなかったなあ~。
超興奮状態であるのと、自分の腹から出てきた得体のしれない生物が気になって。
毎日めちゃめちゃ写真撮ってました。
毎日顔が変わるから、まじで産まれたすぐは写真にいっぱいおさめるべし!
股がとにかく痛い
会陰切開の部分はもちろん縫ってあるのですが、これがめちゃめちゃ痛かったー。
まともに座れないから、ベッドの上で毎日ベスポジ探ししてました(笑)
病院の椅子はほぼ全てドーナツ型になっているんです。納得だし、すごく助かった。
ちなみに抜糸はなく、自然に溶けるタイプの糸らしい(何それすごい怖いって感じ)。
退院してからも2週間くらい結構痛みに悩まされ、イブ飲んでました。
出産・入院気になるあんなことこんなこと
立会い出産についてだったり、会社への報告についてだったり、みんなが気になっている事を実体験で話していくよー!
立ち合い出産はするべき?してもらってよかった事!
私はたまたま夫が休みの日(日曜日)に出産が始まったので、産まれる瞬間まで立会いしてくれることに!
ちなみにコロナ前ではありますが「立ち合いは1人まで」という事で、一生に実母も病院まで来てくれたけどいつ産まれるか分からないので途中で帰ってもらい、夫についていてもらいました。
夫に立会いしてもらって良かったな~という事を大きく2つ紹介します♪
男の力での背中~腰のさすりで痛み緩和
陣痛中は背中から腰にかけてをおもいっきり力を込めてさすってもらうことで、痛みがマシに感じられたんですよね。
後で夫に聞いた話では手がすごい痛くなっていたらしく、力いっぱい押してくれていたようです。感謝。
さすりだけでなく、嘔吐もあったので病院から借りた洗面器をあててくれたり、ぼろ雑巾のようなひどい状況の私を支えてくれて助かりました。
出産の瞬間の喜びを分かち合える
立会いしてくれて本当に良かったなと思ったのが、なんといってもこの出産の感動を共に味わうことができたことですね。
この感動は後で説明しても伝わり切れないものがあります。
同じ瞬間に同じ空間にいられたことは本当に良かった
あと産まれた直後のしわしわの我が子は本当にその時だけなので貴重な瞬間です。
夫も生で見られて良かった。
あ、写真・ムービーいっぱい撮っておいたほうが良いです!
もっと撮るべきだったと後悔。
出産・入院に用意しておいた方が良いおすすめグッズはある?
なんか色々用意していた気がするけど、実際にめちゃくちゃ使ったのがこちらの2つ。
テニスボール
陣痛中に夫に腰をさすってもらう時に使用。
手でやるよりググっと押せるので効果的!
夫も「ボールがあった方がやりやすい」と言っていました。
ペットボトルにつけるストローキャップ
ペットボトルの飲料をストローで飲むことができ、ふたもワンタッチで開け閉めできるようになるグッズ。
陣痛の間も産後も、結構起き上がることが辛い状況が続くのでとっても活躍しました!
テニスボールもストローキャップも100均で買えます!
会社への報告はいつ、どんな風にした?
産後2日目に電話で報告しました!
総合病院なのですが、同じフロアに「電話可能スペース」という場所があったのでそちらで。
産後2日目にはそこそこ歩くこともできていました!経膣分娩だったからかな?
私は大部屋だったので電話可能スペースまで移動し、上司に報告。
もちろん祝福してくれましたよ!!!
一応、朝礼中だったり忙しそうな時間帯は避けるといった配慮はしました。
出産+入院費用は?横浜市の総合病院の話
出産と入院にかかった費用をご紹介します!
つまり退院時に払った金額ですね。
出産一時金42万円から165,430円はみ出たのでこちらを払いました。
私が出産した時の条件を改めて。
- 自然分娩(経腟分娩)
- 妊娠中の異常は特になし
- コロナ前
- 里帰り先の総合病院(横浜市内)での出産
- 日曜日の午後に病院到着して21時頃出産(日曜割増+深夜割増があったかも?)
- 特に何事もなく5日で退院
出産一時金42万円は直接病院に支払われました
病院によると思いますが、今はこのように直接支払われるシステムをとる病院が多いと聞いています!
病院にもらった申請用紙にサインをするだけで完了。
自分は差額を払うだけでOKという楽々システムで本当ありがたい。
自己負担分165,430円を退院時に清算
出産と入院で165,430円かかりました。
大部屋のわりに高いなあという印象。まあ横浜市だとこんなもんなのかな。
地域や病院によるみたいで、ほとんど足が出なかったという話も聞いたことがあります。
いいなあ・・・。
まとめ:出産は言葉に出来ない感動体験
陣痛はたしかに痛かった。
でもそれ以上に感動が大きすぎて痛みを忘れちゃうっていうのも本当だった。
世の中の母親はみんなそうなんだろうな。だからまた産めるんですね。
そして出産と同時に怒涛の育児が始まるので、いつまでも痛かったーなんて言ってられないのも事実(笑)
読んでいただいた皆さんの安産をお祈りするとともに、参考になれば幸いです!
3人の子育てをしているナースみかんさんのブログ「みかんのブログ」にて、こちらの記事を紹介していただきました!
みかんさんはもちろん、いろいろな方の出産エピソードをまとめられている記事なのでとても参考になります。