激戦区の一つと言われている横浜市鶴見区で第三希望の保育園に内定をいただきました!認可保育園で、0歳児クラスへの入園です。
私もどんなことをしたら良いか分からず模索していました。
結論を言うと保活って言ってもやれることってあまりないんですよね。家庭や仕事の状況でランク付けがされてその順番で決まるだけなので。
とは言っても、ポイントはあります!
この記事では私が保活として調べた情報や横浜市の保育園事情、そして体験談をまとめました!保活に不安のある方はぜひ読んでください!
- そもそも保活って何なのよ!?
- 横浜市で認可保育園に入りたい!
保活って何?
保活(ほかつ)とはーーー
子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動。(以下略)
出典:コトバンク
就活や婚活のような感じです。造語なんだそうですよ。
保活ってどんなことをするの?
冒頭でやれることはあまりないと言いましたが、転職したり引っ越しをして保育園に入れるように生活状況を変えるという方法は確かにあります。
でも転職や引っ越しは、タイミングがたまたま良かった場合や最終手段であると考えます。
今の状況のもとでできることと言うのを前提にこの記事では保活について紹介していきます。実際に私も状況は変えることなく無事保育園が決まりました。
具体的にはこのようなことをします。
- 保育園のリサーチ・見学
- 情報収集
- 申請書を作成・郵送
※申請書には勤務先の会社に書いてもらう必要のある書類もあるので、余裕をもって作り始めたほうが良いです!

保活はいつから始める?流れについて
ざっくりとしたスケジュールは下のようになります。
いつから始めたらよいかについては、10月上旬~11月上旬に認可保育園の一時申請に間に合うように保育園を洗い出すことが出来ればよいので、しっかり見学をすることを考えるなら5月頃から情報収集を始めると余裕が持てます。

私が本格的に保育園のリサーチを始めたのは12月からです。一次は申し込まずに二次申請からの参戦でしたが、認可保育園の内定をいただけました。
スタートが遅かったとしても諦めないで!まだまだ間に合いますよ!!!
認可保育園内定をもらうための2つのポイント
まず、認可保育園の内定につながったと考えるポイントを2つご紹介します。
①保活コンシェルジュを利用してとにかく情報を集めよう
そもそも0歳の入園で応募しようと考えたのは、夫が保育園の激戦事情を聞いてきたことがきっかけ。それまでは1歳クラスへ入園するつもりでした。
一生に一度の我が子のかわいい時期、少しでも長く一緒にいたいものです。もし0歳児入園か、1歳児入園か迷われている方も、情報集めだけは始めて損ではないと思います。
情報集めは、主に役所へ足を運びました。横浜市では「保育・教育コンシェルジュ」なる方がおりまして、丁寧にやさしく教えてくださいます(要予約)。
役所の方なので、入園希望者の事情や、この地域の保育園事情まで、とにかく詳しい!やはり、プロに聞くのが一番早いです。私は計4回この「保育・教育コンシェルジュ」を利用しました。
ネットには載っていない認可外保育園の募集状況なども教えてくれます!

②利用申請書にはできるだけ多くの希望園を書こう
私は18の園を書きました。横浜市では書いた分だけエントリーすることができ、それぞれの保育園ごとに集計をして調整を行うんだそうです。書き得なのです。
用紙には8つほどの欄しかないのですが、横浜市のHPに追加で書きたい人のためのフォーマットがあるので、印刷して使いました!

保活体験記。具体的にいつどんなことをした?
2019年7月~産休に入る~ 保活コンシェルジュ利用(1回目)
保育・教育コンシェルジュを利用し、保育園希望を出すための書類をもらったり、要項について聞きました。
鶴見区の保育園マップは見やすかったです。

地図に保育園の場所と名前が書かれていて非常に見やすいです!

保育園の種類が色分けされているので、とても分かりやすい!
ちなみにこちらの鶴見区のHPから、マップや保育園一覧を見ることが出来ます。
気になる「ランク」について
一般的に8時間勤務する方(時短勤務でも8時間とみなされる!)は、Aランクになると思います。単身赴任だったり、夜勤があったりすると、加点が入ります。
私はAランクで加点0でした(A-0と言うらしい)。鶴見区では毎年2,500人から応募があるそうで、A-0というのは一番多いとのことでした。同じランク同士がかぶると世帯所得が低い順で優先的に決まるそうです。
1歳児クラスの入園は、厳しいのか
この時は、0歳で入園させるつもりはなかったので「1歳児クラスの入園は、厳しいのか」という風に質問しました。コンシェルジュさんからの返事は、
「園を選ばなければ入れるよ」
でした。駅から遠く、住宅が密集していない地域にある園は穴場であり、こういうところを狙ったり、認可ではなく小規模事業保育や横浜保育室を選べば可能性は増えますとのこと。
小規模・横浜保育室は0~2歳児クラスまでしかないので、3歳児クラスに上がるタイミングで再び保活しなければならないのです。ただし、加点がもらえたり、連携している認可保育園にそのまま入れたり、結構保障があります。なので、立地の面が一番ネックかな。
この時は「入れるんだ良かったー」という気持ちが大きく、1歳で応募する気持ちでいました。

2019年8月 ~出産~
元気に産まれました!

2019年10月 保活コンシェルジュ利用(2回目)
0歳児クラスに1次で申し込むには11月上旬が締め切りなので、その前にもう一度足を運びました。「本当に1歳児クラスで入れますかねえ!?」と。笑。
前回の時と別の担当者でしたが答えは同じで、選ばなければ入れますという事です。認可保育園ではなく駅から離れた小規模児童保育や横浜保育室がねらい目と。
でも入れるならいいね!と楽観的に考え、0歳児クラスへの入園希望は出しませんでした。
2019年12月~本格的に保活始動~ 保活コンシェルジュ利用(3回目)、保育園見学(3件)
冒頭でも話した通り、ここで夫が保活激戦区について情報をもってきます。
職場は鶴見なのに、川崎の保育園まで預けているという人もいるんだよ!?
ほかの方からも、なかなか内定をもらえていないという話も聞いたそうでした。やはり鶴見区は厳しいのではないかという結論になり、二次応募に出そうという結論に至ります。(正直めちゃめちゃ葛藤がありました。)
二次募集は不利か!?
コンシェルジュさんには「ずばり、二次応募は不利なのか!?」聞きました。
一次で埋まらなかったところ、または内定辞退したところを狙うわけなので、一次に比べたら圧倒的に難しいと言われました。それでも
- 1歳児クラスよりは可能性はある
- ここでダメでも5月以降のキャンセル待ちができる
という言葉もいただきました。ちなみに、一次で保留だった人は二次に回ってくるのですが、その人との土俵は同じなんだそうです!ホッ。
認可外保育園という選択肢
さらに、企業主導型事業保育施設についての情報も聞きました。いわゆる認可外で数も多くないのですが、「ポピンズナーサリースクール鶴見西すみせいキッズ」というところが評判がよく、ここに入れれば、認可保育園を加点+3でキャンセル待ちができることができるとのことでした。
ここの応募があと2日で終わるとのことで、かけこみました。とても綺麗で、専属の栄養士さんが毎日おいしい給食を作ってくれていて、しかも保育料が安い!(私の場合認可より安い!)
認可外保育施設の募集はだいたい年内までの所が多いそうです!個別応募になるため、個別にCHECKが必要です!!
多くの希望園を記入することが鍵
コンシェルジュさんから強く言われたのは「できるだけ多くの希望園を記入してください!」ということです。
用紙には8つほどの欄しかないのですが、横浜市のHPに追加で書きたい人のためのフォーマットがあるとのこと。書いた分だけエントリーすることができ、それぞれで調整を行うんだそうです。書き得です。
3つの保育園を見学
保育園の見学も行きました。上記の企業主導型保育施設1件と、認可保育園2件です。年末ギリギリだったので見学者は私だけだったり、もう一人いたりでした。

1次の募集前の9月~11月はいっぱいいるんじゃないかな。
実際に元気よく遊んでいる園児を見たり、にっこり対応してくれる保育士さんを見たりすると、保育園入れたいかも!!という前向きな気持ちになってきたので、見学して良かったです。
もちろん園により特色があり、そいういうのを見るのが本来の目的なのですが。
でも結局疲れてしまい、見学はこの3つだけでやめてしまいました。その理由についてはこちらの記事で詳しく書いております。

2020年1月~利用申請書提出~ 保活コンシェルジュ利用(4回目)
4回目のコンシェルジュ相談は、役所ではなくわっくんひろばに出張で来ていたサービスを利用しました。わっくんひろばは鶴見区の子育て支援拠点でとてもオススメです!

今回の相談では、二次から募集が入る新設の園の情報を聞いたり、兄弟児の入園のことを聞いたりしました。ギリギリまでいろいろ情報があるもんですね。ちなみに兄弟児の入園はかなり大きな加点があるので、第一子が認可に入れれば実質保活終了も同然なようです。
利用申請書提出!最終的には18の園を書きました。ただ、見学は12月に行った2件のみでほかの園は歩いて園まで行くだけにしちゃいました。子供連れての見学大変だったし、行ったから加点がつくわけでもないし、二次応募だから望み薄いし・・・という理由ですね。
2020年3月 ~内定通知届く~
そしてドキドキしながら過ごし、無事内定通知書をいただきました。第三希望ということで、これは運と縁だと思いますが良かったなあという気持ちです。
内定を辞退しても次の利用調整で不利にならない
ちなみに、万が一内定を辞退するとどうなるのか。
保育園の利用が決まった後で内定を辞退をしても、次にまた応募するときに不利になることはないのだそうです(横浜市の場合)。
応募のために書類一式を出し治すことにはなりますが、点数に傷がつくようなことは無いと区役所の方が言っていました。
まとめ
保育・教育コンシェルジュ(横浜市以外では「役所の子育て関連の部署」)さんにはたくさんお世話になりました。

それ以外でも実は、赤ちゃん会(地域で開かれる交流会)やわっくんひろばでも、ママさんに探りを入れたりしてました(笑)。聞いた感覚だと、0歳で応募した人と、1歳で応募予定ですという人と、半々くらいでしたね。
迷われている方や、これから保活しないといけないけど、どんなことするの?という方へ、役立つ情報になれば嬉しいです。